CUSTOMER VOICE
INTERVIEW
kozocomによる投資×開発の二刀流支援が、
8,000店から信頼を集める青果流通スタートアップのビジネスを後押し。
ベジクル株式会社
代表取締役CEO 池田将義様・取締役 岩崎 亘様
100年以上の歴史を持つ青果流通業界で、
アナログ業務のDX化とプラットフォーム創造を目指す。
ベジクルは昭和初期創業の八百屋を源流として、2009年に起業した業務用野菜や果物の卸売・配送を主体とする企業です。大田市場で仕入れた青果を自社物流センターで仕分け、都内は自社で、それ以外の関東圏には現地の同業者やスーパーを介して飲食店へ配送。顧客は累計8,000店以上に上ります。市場中心の青果流通は100年以上前に確立され、今もコミュニケーションの主体はFAXや電話です。私たちの目的は、青果流通事業者の顧客獲得から日々の受注業務等をDX化させるプラットフォームの創造。その投資のために資金調達に動いたことが、kozocomさんとの縁が生まれるきっかけです。
挫折を経て出会ったkozocomによるビジネス支援。
投資を含めたサポートがスピードアップを実現!
これまでITや金融業界出身の起業家が、青果流通網のDX化に苦戦する姿を見て、「内側にいる私たちは上手くできる」と考えて挑戦したものの、システム開発工程で3回も挫折を経験しました。敗因は要件定義の考慮不足や、開発を依頼した企業とのコミュニケーションの齟齬。その後、縁あってkozocomさんに相談すると、開発だけでなくベジクルへの出資も行ってくれることに。開発支援に投資という側面が加わることで、同じビジネスオーナーとしての視点で支えてくれるため、「今、事業に必要な機能は何か?どう進めれば最速で開発できるか?」を考え、無駄なく開発を進める姿勢に共感。こちらのペースに合わせた提案にも安心できました。
同じ目線・同じ歩調で進んでくれるPMをはじめ、
寄り添い型のコミュニケーションがビジネスを導く。
ベジクル側は開発担当者を一切置かず、kozocomさんのPMを派遣していただいています。PMには青果物流の業務全体を把握してもらい、必要な機能を取りまとめ、kozocomベトナムのエンジニアをマネジメントする役割もお任せ。最も安心感を覚えるのは、開発専門用語ではなく、ベジクル側の言葉に言い換えて打ち合わせてくれる姿勢です。私たちも、一度ベトナムのダナンにあるkozocomベトナムのエンジニアたちに会いましたが、彼らのコミュニケーションの透明性は魅力的。価値観をすり合わせ、なんでも言い合える関係性が、最良のプロジェクトを生み出すと実感しています。
投資と開発の支援の先にある、
ビジネスパートナーとして伴走しつづける関係こそ魅力!
自社開発環境を持たない私たちに対し、投資と開発という二刀流のサポートでスタートアップを後押ししてくれたkozocomさんには、ビジネスパートナーとしての役割も期待。今置かれているフェーズにおいて、資金の使い所を見極め、最善のルートへ向けて開発を進める姿勢に全幅の信頼を置いています。例えば「今後自社でPMを雇いたい」と相談すると、求人のジョブディスクリプションまで見てくれるほどの信頼関係。これこそが、私たちのビジネスを成長させる糧になると信じています。
CUSTOMER INFORMATION
ベジクル株式会社
創業75年を超える老舗八百屋を源流として、首都圏の飲食店に野菜等の食材を届けるサービスを展開。青果物の流通量日本一を誇る大田市場の近くに、400坪もの冷蔵設備付き物流センターを持つ。大量仕入れによるコストダウン、安定した品質、休市日にも配達する宅配サービスが信頼を集める理由だ。長い歴史を持つ青果流通の世界において、デジタルプラットフォーム構築を目指し、第二創業とも言える変革期を迎えている。