都内3,000事業所との契約すべてに24時間対応！
廃棄物処理業界を理解したソリューション提案に満足
白井グループ株式会社
代表取締役社長 白井 徹様・西沢 潤様
数万件の契約をデジタル処理できる、24時間対応サイト
「ごみ.Tokyo」の開発と運営から生まれた信頼関係
白井グループは東京23区を中心に事業系廃棄物を回収していますが、ごみ回収は契約が煩雑です。例えば小さなカフェを開店するだけで、店は廃棄物ごとにごみ回収業者や処理業者との契約が必要で、1店舗で6〜7契約にもなります。私たちは約3,000軒の事業所と数万件にのぼる契約を結び、書類の管理に追われていました。この作業をDX化させたのが、kozocomさんに依頼した「ごみ.Tokyo」。東京23区内の事業者が24時間スマホ1つでごみ回収に必要な、契約・電子マニフェストへの登録・排出用ごみ袋の購入が依頼できるサイトです。作業効率化や人手不足への対応など、業界の課題解決を含めた提案は、まさに私たちが求めていたものでした。
kozocomさんと開発した、ごみ回収のスマートDX化システム
「PICKFLIP（ピックフリップ）」が東京都のモデル事業に！
次にリリースしたのが、回収作業をDX化させる「PICKFLIP（ピックフリップ）」。東京都環境局から、資源循環型社会の実現に貢献するモデル事業に採択されるなど、注目されているシステムです。そもそも事業系ごみは「誰が、何を、何袋」出したかをカウントしながら回収するもの。スタッフはごみ回収と同時に、マニフェストと呼ばれる伝票処理をするため作業が膨大です。「PICKFLIP（ピックフリップ）」はそのすべてを自動化させました。事業者が廃棄物にRFIDタグを貼り付けて出すと、回収と同時にごみの量と内容が読み込まれ、電子マニフェストとしてサーバに登録。ごみの排出状況を見える化することで、リサイクルやごみ削減に役立ちます。
異業種をよく知るシステム構築のプロならではの、
業務フローを改革する提案とアドバイスが嬉しい
DX化にあたり、最も悩んだのがパートナー探しだったんです。いくつものシステム会社から「作ったことがありません」と門前払いを受け、困っていたところでkozocomさんと知り合いました。kozocomの皆さんは「情報の流通として考えれば、ごみ回収をDX化できる」と前向きに捉え、複雑な業界を丁寧に把握し、IT化すべき作業を厳選。異業種のシステム開発で培った知識も踏まえ、業務プロセスから一緒に考えてくれる姿勢が頼もしかったです。すぐにモックアップを作って動くシステムを見せてくれる提案力、スピード感、柔軟性すべてに助けられましたね。
また、DX化に欠かせなかったのは現場への浸透です。ここで活躍したのが、白井グループの池内という社員でした。現場は作業マニュアルの変更を嫌うもの。彼が現場に精通し、回収スタッフを納得させられる信頼を得ていたからこそ、スムーズに導入できたと思っています。
都内年商2,000億円規模の廃棄物業界を
インフラ業へ育てるために、パートナーであり続けてほしい
北米やヨーロッパでは、数兆円規模の売り上げを誇る廃棄物処理企業があります。対して日本は、東京都だけで年間2,000億円の売り上げがありながら、携わるのはほぼ中小企業。東京都には1,000以上の廃棄物処理・リサイクル業者が集まり、毎朝、1つの通りに20台もの回収車が集まる無駄が生まれています。そこで、kozocomさんと開発中の基幹システムを使って、東京全体の窓口を一本化し、回収業者が連携する仕組みを生み出したいと考えています。私たちのイノベーションによって廃棄物処理事業をインフラ化し、改革することが理想です。実現には常識を壊し、土台から再構築するためのパートナーがどうしても必要。それこそ、私たちがkozocomさんに期待していることです。
CUSTOMER INFORMATION
白井グループ株式会社事業者向けに産業廃棄物や粗大ゴミの回収を行い、法令にもとづく処理とリサイクルを実施。kozocomに業務のDX化を依頼し、事業者がスマホでゴミ回収を依頼できる「ごみ.Tokyo」や、ゴミ袋にタグをつけてデータ管理する仕組み「PICKFLIP（ピックフリップ）」を実現した。白井グループは「廃棄物ビジネスのDXにより、新たな都市のインフラ産業に」を掲げ、業務全てのDXを目指し、「脱炭素・資源循環・新たな街づくり」に貢献していく。
| 本社所在地 | 〒121-0836 東京都足立区入谷五丁目16番28号 |
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| 代表電話番号 | 03-3897-1327 |
| WEBサイト | https://www.shirai-g.co.jp/ |
